広島の「ホントにおいしいお好み焼き」を攻略する

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広島の「ホントにおいしいお好み焼き」教えますネ!!!

 

広島グルメ、といえばお好み焼きです。

実際、広島県の観光ガイドブックを見ると、食といえばお好み焼きの紹介がならびます。

おいしい、安い、栄養バランスもいい。

ですが、お好み焼き屋さん、となると広島では山ほどあります。

 

お店が並んでいることもあれば、向かい合っていることもあるぐらい、たくさんあります。

そこで広島の「ホントにおいしいお好み焼き屋さん」についてお話したいと思います。

まずは観光ガイドブックやネットなどで案内される、いわゆる有名店。

「みっちゃん」「麗ちゃん」「八昌」。

まだまだ、有名店だけでもキリがないぐらいあります。

 

だけど、ホントにおいしいお店はどういうところにあるのか知っていますか?中心街でもなければ、

駅ナカでもないんです。

それは、地元の人が通う場所。

商店街とか、スーパーのとなりなどにちょこん、と建っている、ガイドブックにもぐるなびにも載っ

ていないお店です。

 

広島県民はだれでも、ほぼ必ずといっていいほど「ひいきのお好み焼き屋」があるのですが、これは

たいてい、有名店ではなく地元商店街などといった、観光客の行かないところにあります。

そして、本当においしくて、ホンモノの広島お好み焼き、というものがあるのはそういうところなんです!

 

広島のお好み焼きは戦後に「一銭洋食」からはじまりました。

小麦粉を水で溶いたものを丸く、うすく焼き、その上にネギをのせて半分にたたみ(たたまないバー

ジョンもあります)、ウスターソースをかけただけのシンプルなもの。

おいしいといえばおいしいけれど、今から思うと、なんとも質素です。

 

そこから日本が豊かになるにつれて、ショウガやかまぼこ、ちくわなどがのり、青のりがのり、

さらには肉、そば、うどん、広島カキ、エビなどあらゆる食材がのって豪華になっていきます。

 

上にのるソースも、あの有名な「オタフクソース」がのり始め、ソースも今では辛口、コク旨、

塩分ひかえめ、赤ワインが入ったもの、とバリエーションもどんどん増えています。

 

だけど、ぜひ広島に行ったら食べてほしい!と思うのは、観光客向けのちょっと凝ったものではな

く、広島県民がデイリーで食べるお好み焼きです。

そういったお店はちょっと入りづらかったり、見つけにくかったりするのですが、そういう、入りづ

らいお店こそが広島県民の通うお店です。

どうやって探したらいいのかわからない…というときは、ホテルのスタッフさんに、観光客におすす

めのお店ではなく「あなたがお昼ごはんを食べに行くお好み焼き屋さん教えて!」と聞いてみてくだ

さい。

 

たぶん、入りにくそうなお店を教えてくれます。

もしくは、タクシーの運転手さんに「あなたがよく行くお好み焼き屋さんに連れてってください!」

とたのでみてください。

「え?そこ?」みたいな、小さなお店を教えてくれるかもしれません。

 

実はお好み焼きって全部同じではなく、お店によってとにかく、あらゆる工夫がされているのです。

だからこそ、向かい合っていても、並んでいても、ずっと続いているお店が多いのです。

お店によって小麦粉に入れるダシが違います。

そばやうどんが違います。

太さかたさ、とうがらしが混ぜられたもの。

そして、お好み焼きの中にひっそり入る、天かすが違います。

さらにはトッピングのイカ天。

これもお好み焼き屋さんによって違うのです。

さらにはお好み焼きの焼き方にも、お店によってさまざまなくふうがあります。

広島のお好み焼き屋さんは、目の前の鉄板で焼いてくれるお店がほとんどです。

ぜひともテーブル席に運んでもらったり、ましてや、お皿に入れてもらったりせずに、カウンターに

居座り、目の前で焼きあがったものが、自分の前に、ヘラで「さああっ」と届けられる様子を見届け

てほしいと思います。

 

そして、お箸を使って食べるのもいいのですが、ぜひ!ヘラを使って食べてみてほしいと思います。

はじめてだと、ヘラを使って食べるのはかなり難しく感じると思います。難しいと思ったら、箸とい

っしょに使っても大丈夫です。広島お好み焼きを食べるのに、お行儀もへったくれもありません。

二刀流、上等です。

そして、どんなトッピングをのせても、変わり種のお好み焼きでもおいしいのですが、一度は

シンプルな「肉玉そば(うどん)」を食べてみてください。

これはもっとも広島ではベーシックなお好み焼きで、豚肉、玉子、そば(うどん)が入ったものです

(キャベツは当然です)。

 

トッピングはせめて、ねぎ増量か、イカ天ぐらいでとどめておいてください。

これがお好み焼きの基本で、そのお店の特徴がもっとも味わえるものになります。

もち、チーズ、カキなどトッピングはいろいろあるのですが、どうしても乗せすぎると味が

トッピングに引っ張られてしまい、広島お好み焼きの特徴が味わいにくくなります。

 

広島県民には、チーズや牛肉などのトッピングを入れることを「邪道!」という人もいる

ぐらいです(まあ、ここはあまり気にしなくてもいいです。お年寄りに多い意見です)。

 

ここまで広島お好み焼きについて、お店について、トッピングについて述べてきましたが、

最後にもうひとつ。

 

広島県民は自宅で、ホットプレートでお好み焼きを焼いて食べます。

お好み焼きは外食じゃない、という家庭も意外と多いのです。

自宅にフライパン3~4枚の大きさにもなる鉄板を持っている家庭もあるぐらいですから。

そこで、もし、広島県民の友達がいるのなら、ぜひお好み焼きのホームパーティーをリクエスト

してみてください。

 

料理が好きな人なら、かなりの確実で、お好み焼きに対するすごいこだわりと愛情を見せて

くれます。

お好み焼きにうるさい友人が作るのなら、間違いなく、おいしいお好み焼きを期待できます!

いろいろとお好み焼きについて語ってきましたが、どう食べたって、どのお店で食べたって、

何をのせたって、絶対おいしくしかならないのがお好み焼きなのです。

 

広島に行ったら滞在中、一日に1回はお好み焼きを食べてみてください。3日も滞在すれば、

お好み焼き通です。

 

 

 

 

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