長崎県西海国立公園五島列島福江島で大瀬崎灯台、ハチクマを見る

暮らし

長崎県五島列島は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として登録され、下五島では「奈留島の江上集落」、「久賀島の集落」が構成資産とされています。

世界遺産ではないのですが、大瀬崎灯台から帰りのバス停で日本初のルルドをそなえた井持浦教会を見ることができます。

ルルドとはフランスとスペインの国境にある湧き水の出る場所で、聖母マリアの出現の地です。

井持浦教会のルルドは冷水を飲むと病が治るされています。

日本の灯台50選にも選ばれて、白亜の灯台が東シナ海を行く船舶の無事を見つめています。

 

五島列島福江島で大瀬崎灯台は映画の舞台になりました。

 

私が知っている限り五島の灯台は2本の映画が舞台となっています。

 

1つめは『悪人』です。原作は芥川龍之介賞などの文学賞受賞を受賞した、吉田修一氏です。

キャストは妻夫木聡、 深津絵里、満島ひかり、岡田将生らです。

モントリオール世界映画祭にも  出品され話題作となりました。

 

2つめは場所は異なりますが、長崎県五島列島の女島が舞台です。

タイトルは『喜びも悲しみも幾歳月』です。

巨匠木下惠介監督で1957年に公開されました。

キャストは佐田啓二、高峰秀子らです。

この二人は夫婦役で、灯台を管理する灯台守の設定でした。

 

ちなみに佐田啓二さんは同じく俳優をされている中井 貴一さん、中井 貴惠さんのお父様です。

 

ハチクマは昆虫の一種ではなく猛禽類でタカの仲間です。

 

夏鳥で日本で繁殖し東南アジアに渡ります。

 

九州を経由し、五島列島の大瀬崎から一気に大陸へ渡りますが、多い時で一万羽の記録があります。

 

旅行は9月の後半ですから、すでにピークを越えているかと思いますが、もしかして見れるかもしれないという希望を抱いて計画を練りました。

 

2つの映画のシーンを頭に描きながら長崎県五島列島福江島行きの案を練りました。

五島福江島は海路、空路があります。

横浜在住ですので羽田から福岡、五島福江島の便に設定しANA便を予約しました。

五島列島福江島の空港に到着しパンフレットを頂きました。

空港からバスで市内の福江港ターミナルービルへと向かい、観光案内のスタッフから情報提供をもらいました。

 

情報収集事前に調べていたにも関わらず現地でのアクセスが悪く、翌日の朝一番のバスに乗ることに

し宿に向かいました。

 

ホテルに着く前、夕食がないプランを取っているため、来々軒という中華料理の店に入りました。

 

 

こんな長崎もありますが。。。👇

長崎にきてみんねが、なぜ人気なのか

分かった気がします

 

 

 

長崎といえばチャンポンなので、チャンポンと餃子それに生ビールを頼みました。

チャンポンはキャベツ、もやしの歯ごたえと魚介類がマッチし大変美味しく頂きました。

 

ホテルについてもう一度明日の予定を頭に入れて寝ることにしました。

 

当日朝は前日に購入済みの、島外者だけのチケット「福江島乗り合いバス一日フリー乗車券」

1000円を購入しており、6:30出発で7:50大瀬崎口バス着の便で夜明け前に出発しました。

 

バスの乗客は私を含めて3名でした。過疎化と人口減少で地方の公共交通機関の課題の一つです。

行程は五島市をほぼ水平に県道27号線が走り、中間地点で斜めに交差する164号線をたどると目的地へ着きます。

 

バスは中間地点の二本楠郵便局のある駐車場で10分ほど停車し、ここで南北からのバス利用者の乗り換えをします。

屋根はないのですがバスセンターのターミナルといったところですが、当日は天気も良く心地よい風が吹いていました。

バスは玉之浦町中須より海の見える場所に入ります。

 

午前7:55大瀬崎口に到着し、このバス停から徒歩でさらに約1時間で大瀬崎の展望所へ着き、遠くに目指す大瀬崎の灯台が波の打ち寄せる断崖の頂上に見えます。

道なりに20分ほど歩いて駐車場がが見えてきます。

 

駐車場では大阪堺のキャンピングカーが一台とまっていて、中から望遠レンズのついたカメラを下げた60代くらいの男性が出てきました。

 

私が「あの灯台に行くにはどの辺に道路があるのですか」と聞くと、「車に乗って~」というので、「いや、歩きなので」というと、絶句して「歩いてきたの..」と。

 

ところでハチクマは撮れましたか、と訪ねると、気を取り直したのか、「午前の部は飛んでしまい、午後再び九州から来るよ」とにこやかに応えてくれました。

 

そこから40分ほどで目的の大瀬崎灯台に到着することができました。

 

大瀬崎灯台の広場は貸し切り状態で、東シナ海を見つめ、ここから遣唐使が中国大陸を目指し「辞本涯」、「日本のさいはてを去る」という言葉を思い出しました。

 

昼食を食べ20分ほど休憩し、もと来た道へ出ました。

 

今度は下り路で大瀬崎口へは難なく到着し、そこからさらに歩いて井持浦教会へ到着しました、綺麗なレンガ造りの教会は台風で倒壊し、ルルドの洞窟が再現されたという報告がバチカンへなされたそうです。

 

以来、日本初のルルドとして全国の信者が聖地としていると置いてあったパンフレットに書いていました。

 

帰りのバスを待つ間、1羽のハチクマが遥か上空を大瀬崎の方へ飛んでゆくのが見れました。

 

バスには一組の若いカップルが乗り合わせ、おそらく映画「悪人」のフアンと思わせるパフレットを持っていて、肩を寄せ合いながら楽しそうに話していました。

 

五島関連のHPには大瀬崎トレッキングの詳細が見れるのですが、私みたいに時間に余裕のある人な

ら、一つ手前のバス停でおりてトレッキングするのもいいかもしれません。

 

大海原に白亜の灯台は目に焼き付きました。大満足の旅行でした。

タイトルとURLをコピーしました